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本部でサンゴ白化確認 5割超す場所も
本部町の沖縄美ら島財団は21日、海洋博公園の周辺海域で深刻なサンゴの白化を確認したと発表した。生息するサンゴの50%以上が白化している場所もあるという。同財団は1988年から同海域で調査を続けているが、「例年にない大規模な白化が起きている可能性がある」とみている。
同財団は沖合へ範囲を広げ、本格的な調査を実施する予定。「浅い海域だけではなく、外海でも白化が進んでいれば、より深刻な状況になる。詳しく調べたい」としている。
15、16の両日、沖縄美ら海水族館から町備瀬までの沖合100メートル以内、水深1~2メートルのイノー(礁地)で、調査員3人が目視調査した。白化が確認されたのはハナヤサイサンゴ、コモンサンゴ、ミドリイシ、ハマサンゴなど計11属で、同海域で生息するサンゴの約3分の2にあたる。
今年6月の調査では目立った白化はなかった。調査を担当した同財団総合研究センターの山本広美主任は「夏になると、色の薄いサンゴを見かけることはあるが、今回は真っ白になっていた。この10年では珍しい。ハマサンゴの大きな群体も白化しており、驚いた」と語った。
白化は、海水温の上昇や強い光などでサンゴの中の褐虫藻がいなくなり、サンゴが白くなる現象。県内では7月以降、雨が少なく、海水温の高い状態が続いている。山本主任は「台風12号で海水がかき混ぜられたとしても、予断を許さない状況に変わりはないだろう」と推測し、継続的に調査する必要性を示した。
(ニュース元)
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